2010-11-16

【青色申告】個人事業主の手続きメモ

3年位前に個人事業主として仕事を始めたときにした手続きメモ。
開業するまでにはちょっとした手続きが必要(青色申告するときも)。

1)開業前
会社勤めなどをしていた場合は、社会保険の手続きをする。
→「健康保険(中小企業なら政府管掌の健康保険だと思われる)」
→「厚生年金」
に加入しているので、これを脱退して
→「国民健康保険」
→「国民年金」
に加入する。
厚生年金&健康保険の脱退は会社がやってくれると思うので、国民健康保険と国民年金の加入手続きをする。
加入手続きは住民票がある地方自治体(市役所や町役場など)の「年金課」的なところが窓口なのでそこで行う。

2)開業手続き
近所の税務署にいって、窓口で「個人事業を開業したい。青色申告もしたい」と言うと「開業届け」みたいな書類が渡される。
それに個人情報と青色申告用の「記帳する台帳に○をつけ」て提出。多分税務署の職員さんに聞けば分かるはず。
注意すべき点は「屋号」。屋号を決めておかないと書類にかけないので。
青色申告には2種類あって「簡易な簿記」と「正規な簿記(複式簿記のこと)」があって、自分が開業の申請に行ったときは「正規な簿記」の申請を職員さんが勝手に書いてくれたよ(笑
違いは課税される所得額(課税標準という)から控除される金額。確か簡易な簿記は課税標準から10万円控除で、正規な簿記は65万円控除される。
あと、専従者や従業員を雇うときは別な手続きがある。自分は一人で仕事してるので詳しいことまでは分からない。

手続きは以上で完了。

3)帳簿をつける
個人事業主の事業年度は毎年1月1日から12月31日まで。企業のように事業年度を設定できるわけじゃない。

1年の流れ的には、
1)1月1日から何らかの取引があれば記帳していく(領収書も何かに貼り付けて保存すること)
2)12月31日で帳簿を締める
3)決算をしたら台帳やらを保存(5年保存なのでファイルに閉じて物置へ)
4)2月~3月になったら「確定申告書」を用意して税務署へ行き確定申告して納税する。
※確定申告書は確定申告が近くなったら税務署から送られてくる。
といった感じ。
自分は「紙の帳簿をつける」なんてやったこと無かったので「やよいの青色申告」というソフト使ってる。
決算も確定申告書も印刷できるので便利。

4)決算
帳簿と現預金に誤差が無いか確認したら、総勘定元帳、貸借対照表と損益計算書、青色申告書を作成する。
これらの書類自体はソフトが作ってくれるので印刷するだけでOK。これで終り。
総勘定元帳はかなりの印刷量になるので注意すること。これらをファイルに閉じて終り。

5)確定申告
所得税の確定申告は2月~3月中旬までに行う。確定申告書は時期が近づいたら税務署から郵送されてくる。
申告方法的には、
1)自分の手で書いて税務署へ持っていく
2)ソフトで印刷して税務署へ持っていく
3)電子申請用のデータをソフトで作って申告用のソフト(e-Taxという)を使用し電子申請する
4)電子申告書作成サイトで申告データを作成し電子申請する
→こんな感じ: http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kakutei.htm
の4つくらい。
自分は自治体から住民基本台帳カードを発行してもらってるので3)の方法で電子申請してる(電子署名を読み取る機械必要、↓こんなの)。


税務署に手で持っていくと全ての書類を添付しないといけないけど、電子申請ならデータのみでOK。
あとは納税額を納税用の口座へ振り込めば終り。

以上。

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