3月11日の地震では、このブログのタイトル通り宮城県多賀城にいました。
とりあえず、私と家族全員は皆無事です。
3月11日から1ヶ月間に及ぶライフラインの完全ではない生活で分かった必要な「備え」についてをつらつら書いてみます。
---
友達が「備えリスト」を作ってたので真似してみるw
復旧が早かったのが電気なので今回に限っては「オール電化住宅」がほしかったかなw
水と電気があれば普通の生活が営めることに驚愕したね。
ただ、その分電気がなければ「ガスが復旧してもどうにもならない」ことに注意w
○水関係
・飲料水をいれるポリ容器
・焼酎のでっかい(5リットルくらいの奴)ペットボトル
・ビニール製のゴミ袋
これはガチ。
無いと給水車から水もらってこれない。ゴミ袋は水瓶の中敷きにして水を貯めておいたりした。
・収納ボックス的な物
大量の水を汲んでおける。これにトイレ用水を近くの小川から毎日バケツで運んでた。
例としてウチにあるのと同じもの:http://
・バケツ(2~4個はあると便利)ゴム手袋
トイレを流すための水を調達するのにバケツが便利。10リットルで1回分流せる。
水汲みにいって濡れたりするのを防ぐためゴム手が便利。
・近所で飲料水が汲める場所の情報
給水車がくるのはウチの近所では1日1~2回のみ。しかも1回につき5リットルまでだった。
なので、足りない分は湧水などでまかなうしかない。その情報を日頃から収集する。
・近所でトイレ用の水が汲める場所の情報
飲料水をトイレに使うのがもったいないわけです。そこで自分は近所にある小川から
毎朝トイレ用水を汲みにいってた。
○照明関係
・ランタン付き懐中電灯
電球だけでは1方向しか照らせないので、ランタン機能がついてると広い範囲を照らせて便利
・ろうそく
ガスもれが無い場合はこれを使う。倒れないように必ず工夫すること
ウチの2軒隣で地震直後にガスもれしてしまったので、火のでる物を使用できなかったので辛かった。
・単3乾電池で点くペンライト
夜トイレに行くにも明かりが全くないので、ポケットに入れたまま寝てた。
○食関係
・粉の紅茶やインスタントコーヒー
飲み物が水しかなくなることへの対処
・ラップ
言わずと知れた食器に敷く。洗わなくてもすむように。
・「深い」ホットプレート
深いと煮込み系の料理ができる。カレーうどん作りまくりw
例として:http://
・カセットコンロ
ウチでは電気の復旧が早かったのでホットプレートで代用。ほとんど使わなかった。
でもあると安心ではある
・反射式石油ストーブと灯油
ウチの暖房器具は全て反射式石油ストーブ。
ご飯を炊いたり焼き物やお湯を沸かすのに便利。微妙に照明にもなるw
18リットルの石油ポリタンク6本ほどの灯油備蓄を日常的にしてたから助かったw
○防寒関係
・反射式石油ストーブ
上と同様防寒にも優れもの。
・ホットカーペットや電気毛布
ウチにコタツがなかったので、上にホットカーペットに布団などをかけて温まる。
皆で入ればコタツ風味。電気が戻ったあと石油の節約に役立ちまくり。
○安全関係
・靴下やサンダル
床に割れたガラスや瀬戸物が氾濫するので、素足は危険。
とりあえず掃除機が使えるようになるまで必要。
・ながーいマジックテープ(ハサミで切って使う)
兄が東京で仕入れて持ってきてくれた。
本棚をグルッと巻いたり、観音開きの食器棚をロックするのに便利
・電池式ワンセグテレビ
近所の人がもってて、見せてもらいにいったりしたw 情報収集に役立った。
○その他
・自転車
車は本当に必要な時しかのらないようにしてる。ガソリンがもったいないから。
そこで自転車。あるいは原付のカブがあれば非常に役立つかもしれない。
・手回し携帯充電器
携帯の電池は重要。これが今欲しいw
・毛糸の帽子
基本的にお風呂にはいれないので髪の毛がベタベタになる。恥ずかしい場合は帽子で隠そうw
・アルコールが使用されたウェットティッシュ
手が洗えないので。
・ポケットラジオ(単三乾電池のものがいい)
単一電池は懐中電灯に使いたいので、ラジオは小型でスピーカー付きのを選ぶといいかも
・リュックサック
買い物や配給される食料をいれるのに必要。買い物にいってもお店はポリ袋をくれないんだよね。
・携帯用小型の椅子
買い物やガソリンスタンドで並ぶときは便利。ウチの近所では平気で4~5時間並ばされたりしたし。
・ガソリン携行缶(重要!)
震災直後のガソリンスタンドには、車で乗り入れられないことが多い。
しかも「携行缶もってこないと売らないよ」ということが多い。
後は気づいたときに書きますね。